2018年1月7日 放送
お正月・イン・リトル東京
元日を迎えたリトル東京で、お正月イベントが開催されました。南加日系商工会議所によって主催されたこの行事は、今年で20回目。日系コミュニティにおける恒例の新年行事となっています。まずウェラーコート内のオープニングセレモニーで代表者らによる挨拶と鏡割りが行われました。続いて、太鼓演奏と共に獅子舞が登場。二世ウィーククイーンとコートらが、餅まきを行い、お正月気分を盛り上げました。オニヅカストリートでは、餅つきや、ミニ神社のご祈願のほか食べ物の露店が立ち並び、やきそば、たこやき、お好み焼きなどを買い求める人々で賑わいました。フランシス・ハシモトプラザでは、ゲームコーナーが設置され、子供たちが、けん玉やベーゴマ、折り紙相撲などの遊びを体験しました。リトル東京の活性化と、日本の伝統を若い世代に伝えるために始まったこのイベントも、今では、新年のロサンゼルスにおける風物詩となりました。また、高野山米国別院では修正会が行われ、参拝客は おみくじを引いたり、お守りを受けたりしました。この日は、穏やかな天候にめぐまれ、およそ15,000人の来場者が、正月らしい一日を過ごしました。
ローズパレード
新年恒例の、ローズパレードが1日、パサデナで行われました。アメリカにおける新年の幕開けを象徴するこのイベント、今年で129回目を迎えました。コロラドブールバード沿いには朝から大勢の観客がつめよせ、色とりどりのバラがあしらわれたフロートや、マーチングバンド、騎馬隊などがパレードを盛り上げました。今年のローズ・パレードのテーマは”Making A Difference”「世界を変えよう」で、スポンサーであるホンダのフロートが先頭を担いました。長さ34メートル、高さ6メートル。様々な花があしらわれたこの フロートは、”Power of Dreams Express”と名付けられました。フロートには、障害を持つ子どもたちを支援する様々な団体の代表者たちも乗り、ニュースアンカーのフランク・バクレーさんと長男のベンさんが糖尿病の支援団体の代表として参加しました。パレードには、市や企業、コミュニティを代表する合計88のグループが参加し、新年の幕開けを華々しく飾りました。