2017年2月19日 放送
ジャパン・イン・2017・シンポジウム
8日、センチュリーシティで、南加日米協会主催のジャパン・シンポジウムが開催され今年の日本経済や日米関係について話しあいが行われました。日米協会は、日米両国の有職者たちにより設立された、民間の交流団体で、年間を通じて、様々な教育、文化活動を行っています。このシンポジウムは今年で4回目となり、その年の政治、経済政策、日米関係の推移について、ゲストスピーカーを交え意見交換をします。今回は、日本側から特別ゲストとして、内閣官房参与の谷口智彦さん、アメリカ側からは元通商代表部大使のアイラ・シャピロさんが招かれました。谷口さんは、安倍首相のスピーチライターを担当していることでも知られ、参加者達を前に、日米の安全保障、外交、経済政策などについての客観的な意見を述べました。
アル・ムラツチ議員 コミュニティ宣誓式
11日、トーランス市役所で、カリフォルニア州議会下院議員のアル・ムラツチさんによるコミュニティ宣誓式がおこなわれ、議員をサポートするスタッフや、地元住民らが出席しました。議員は、トーランスやガーデナといった日系人の多く住むサウスベイ第66区の代表で、この日は地元住人やサポーターらおよそ200名が出席する中、宣誓をしました。ムラツチ議員は、沖縄生まれの日系3世で、日系人の歴史や、ダニエル・イノウエ議員などの影響を受け、政治家を目指しました。2012年に初当選を果たし、以後、積極的に地元住民の声を取り上げるなどして、教育、雇用対策など7つの新しい法案の成立に貢献しています。ムラツチ議員は任期となる今後2年間、様々なコミュニティの課題に取り組みます。