2022年9月11日 放送
新撰組 第8回チャリティ夏祭り
焼き鳥、ラーメンなどの飲食業を営む、新撰組レストラングループの第8回チャリティー夏祭りが、9月3日トーランスで開催されました。
新撰組の夏祭りはほぼ5年おきに開かれ、今回は新撰組30周年を記念したイベントとなりました。
新撰組は1992年に第1号店となる「新撰組焼き鳥 本店」をガーデナにオープンしました。
引き続きガーデナに博多ラーメンとちゃんこ鍋の店をオープン。
ラーメン店はロサンゼルスに本格的豚骨スープを初めて紹介したもので、現在のラーメンブームの先駆けとなるものでした。
今ではロサンゼルスを中心に15店舗を展開しています。
新撰組の夏祭りは地元コミュニティやお客さんへの感謝の気持ちを伝えると共に、日本食や日本文化のアメリカでの発展のため行なわれています。
今回はこれに加え、コロナ禍で苦しんだ人々に夢や希望、勇気を与えたい、という目的で開かれました。
祭りの準備、運営は全て新撰組のスタッフによって行われます。普段の仕事をこなしながら祭りの準備を し、祭り当日と翌日は新撰組全店舗を閉店。
従業員が総出で祭りを作り上げます。
オープニングの太鼓演奏の後、新撰組レストラングループのカミヤ社長が開会宣言を行い、お祭りがスタート。
今まではガーデナの本店前パーキングで開催していましたが、今回はトーランス カルチュラル アーツセンターに場所を移し、規模が拡大されました。
会場にはフードやゲームなど、およそ45の各種ブースが設置されました。その半数は新撰組のスタッフが自分たちで飾り付けをし、運営するものです。
ステージでは、日本から招かれた和太鼓のパフォーマーによる演奏。
日本から招かれた歌手、禎一馬さんによるミニライブ。
一般参加によるコスプレコンテスト。
そして替え玉コンテストなどが開催されました。
それぞれのパフォーマンスが強い日差しと相まって満員の会場を熱気で包みました。
また特別ゲストとして、ボクシング、ライトフライ級の世界チャンピオン、てらじケンシロウさんが招かれ、無料サイン会を行いました。
一方、屋内ホールでは、子育て支援の団体「Calmommy」によるイベントが開催。
子供たちによるパフォーマンス。
そしてさまざまなアクティビティが行われ、子供たちはもちろん、大人も楽しみました。
そして最後はライブステージと共に、お客さんもスタッフも一緒になって大いに盛り上がり、祭りの1日を締めくくりました。”
今回のイベントの収益金は、コミュニティの様々な団体に寄付されるということです。